エイベックス新社屋 エイベックス新社屋

PROJECT 15

エイベックス新社屋

無機質なオフィスビルを最新のエンタテインメントの拠点に

PROJECT 15

無機質なオフィスビルを最新のエンタテインメントの拠点に

未来志向型エンタテインメント企業の拠点

2017年12月、東京・南青山の地に完成した、エイベックスの新社屋。高さ100mを超えるランドマーク的な高層ビルが完成するまでの道のりを紹介します。

5年前に建替えプロジェクトがスタートした時点では、ありふれたオフィスビルのプランで進行していました。しかし、働き方の風潮、価値観は激変。その動きに合わせるように、プランも変更。そのタイミングで山下PMCは本プロジェクトに参画しました。

私たちの立場に立つ建築の専門家が必要でした

杉本:
こうして、完成したビルを拝見し、建物の中に入ると、想像力が刺激され、自分が未来に向かっているのだと感じます。
細谷:
ありがとうございます。私も新しい働き方を提案するような新社屋になったと実感しております。このビルは、エイベックスにとって、単なる建替えではなく、エイベックスが掲げる「未来志向型エンタテインメント企業」の拠点となるものにしたかったのです。
杉本:
本社移転時より、わずか1年前に、コンセプトを変えたことは、大きな決断だったと感じます。
細谷:
それまでのプランは、従来のオフィスに倣い、島形に机が並んでいました。それをフリーアドレスに変えるだけでなく、社員同士、アーティストの皆さん、外部の方々とコラボレーションを生み出すような〝仕掛け〞をビルに盛り込むという方向に変わりました。
杉本:
あれほどドラスティックな変更は、私も経験したことがありませんでした。
細谷:
私自身も、変更のことを聞いたとき「本当に?」と耳を疑いました(笑)。
杉本:
総務をご担当されている細谷さんが、施工会社との窓口になっていらっしゃいましたから、そのお気持ちがよく分かります。
細谷:
建築のプロフェッショナルに対し、私たちは専門的な知識も経験値も少ないです。そんななかで〝今までにないオフィスを〞というこちらの要望を伝え、先方からの提案を判断しなければならないという厳しい状況でした。
杉本:
これが正しいかどうか、という判断基準は、専門家であっても迷うことがあるほど、難しいものです。
細谷:
そんななかで、杉本さんが施主側に立ってくれるのは心強かった。文章のチェック、金額の精査、一般の事務処理だけでなく、専門的な建築にまつわるコスト、品質管理、設備など、図面上でのコストの査定、スケジュールも厳しく管理されていました。

  • Avex Inc. Headquarters Tokyo, Design OBAYASHI CORPORATION, Photo by Naomichi Sode

<施設紹介>
エイベックス新社屋

約2年半の工事期間を経て、2017年12月1日にグランドオープンした。高さ100mを超える青山のランドマーク。設計コンセプトは、「コミュニケーション・コラボレーションが起きる」「働きがいのある」「エンタテインメント企業ならではの機能を備えている」。世界にヒットコンテンツを発信する拠点。

エイベックス新社屋