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週刊 施設参謀

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これからのスポーツビジネス(3)北海道ボールパーク 福田 要氏

これからのスポーツビジネス(3)北海道ボールパーク 福田 要氏

山下PMCは、イノベーティブな輪を広げるためのイベントを定期的に行っています。今回は、「次世代の価値を創造する」をテーマに、スポーツビジネスの最先端で活躍する、小売・教育・プロ野球球団、各分野の方々に登壇いただき、パネルディスカッションを展開しました。

パートナーと創る進化型ボールパーク

日本のスタジアムの歴史を根底から覆すプロジェクト、北海道日本ハムファイターズ新球場の建設を推進中の北海道ボールパーク 福田 要さんに、地域の活性化につながる進化型のボールパークについてお話しいただきました。

新球場は、全面ガラスの外観、開閉式ルーフ(北海道に古くからある切妻屋根を採用し、積雪対策に)、天然芝フィールド等の特徴をもつ。

球団価値の転換

ファイターズは、以前は東京をフランチャイズにし、あくまでも日本ハムの広告塔としての位置づけにありました。2004年、北海道に移転し、ファイターズとしての企業理念『Sports Community』を制定。その頃から、本格的な地域密着型の経営を始め、今回の『北海道ボールパーク』建設につながるスポーツを核にした街づくり、ここに行ってみたい、働きたい、何かしたいという交流人口を増やすことを目指しています。

進化型のボールパーク

私はよく「2023年にすべて完成していますか?」と質問されるのですが、おそらくスタジアム以外は未完成の部分もあるでしょう。私たちは、『北海道ボールパーク』をスポーツをしない人も楽しめる空間にしていきたいと考えてます。キャンプ場、北海道のグルメを楽しめるレストラン、温泉等、徐々に拡充していく進化型のボールパークです。もちろん、外国人旅行客の観光拠点にもなるでしょう。

世界がまだ見ぬボールパークをつくろう。

ボールパーク構想が出た当初、周囲は大反対。まるで、新しいおもちゃを欲しがる子どものように言われました。しかし、みんなで手分けして、目的やコンセプトをいろんなシーンでお伝えし、理解を広めていきました。

『北海道ボールパーク』のイメージ動画が世界で30万回も再生されていることからも、今の盛り上がりがわかります。動画のメッセージにもある「共同創造空間」とは、同じ志を持つパートナーと一緒になって築いていく球場、スポーツ観戦の形、次世代の街。私たちは、少子高齢化が進む状況下で、人を集める、活性化させるために、自分たちに何ができるのか、悩みながらやっています。

独創的なビジネスモデル

(司会・モデレーター)
フリーアナウンサー 山田 幸美さん

皆さまの独創的なビジネスモデルにわくわくしました。そして、それぞれ、地域との共生を大切にしていることを感じました。今回のセッションを通じて、本イベントのテーマである「次世代の価値を創造する」中でぶちあたる壁を、皆さまがどう乗り越えてきたのか、貴重なエピソードを教えていただくことができました。ありがとうございました。

戦略的で実行力あふれる取り組み事例「これからのスポーツビジネス」

福田 要さん

株株式会社北海道ボールパーク代表取締役社長
福田 要さん

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