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イオンスタイル碑文谷(中編)

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旧建物とのギャップを埋めていく

百貨店に近いスーパーになったと感じます

森田
法的、空間的な制約があるなかで、旧建物との間に生まれていたギャップをミニマムなところまで埋めてくださった、というのが私たちの感想です。

――制約についての詳細を教えてください。

松浦
まずは耐震補強です。旧店舗には、空間内に壁がなかったのですが、人の流れや店舗運営に支障が出ないように耐震用の壁を設置しました。
森田
トイレの位置もそうですね。かつてとは全く違うところに設置しています。
松浦
高齢者や小さなお子さんがいる家族が多いエリアなので、トイレの位置や、利便性は商業施設のなかでも重要な位置を占めます。かつては階段の踊り場にあり、狭く暗かったのですが、店舗エリアからの視認性を上げ、バリアフリーを採り入れました。
森田
椅子やテーブルなど人が滞在するスペースも増やしました。あと、一般のお客様には見えませんが、従業員の方の休憩所も明るくなりましたね。
松浦
働いている人に、気持ちよく接客していただくことは大切だと感じます。そのためのリフレッシュスペースも確保しました。
森田
実際にお店に行くと、新しい『イオンスタイル』という総合スーパーとして、いいモデルケースになっているのではと感じます。ワイン、チーズなど嗜好品、ドレッシングや塩など調味料の品ぞろえも豊富です。化粧品などは百貨店にしか出店していなかったブランドも入ってくださいました。

関連する用途

  • 商業施設

    消費嗜好の多様化が加速するなかで、商業施設にはこれまで以上にコンセプトの斬新さや、他施設との差別化が求められています。Eコマースの成長が著しいこの時代には、実店舗ならではのコンセプトメイクも重要です。従来通りの店舗計画が必ずしも最適といえず、商空間はそのあり方自体が常に問い直されているともいえます。適切なマーケット分析・敷地分析をベースに、違いを生み出す施設コンセプトを立案し、適切なMDへと展開していくことの重要性は今後ますます高まっていくでしょう。

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