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NBC長崎放送新社屋

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移転を機に社内コミュニケーションを活性化。自分たちの新たな顔を発見する

NBC長崎放送の開局は1952年。15年毎の放送設備の更新や1962年から運用を開始した社屋の老朽化といった事情なども考慮し、社屋移転が決定。2021年11月1日、新社屋での放送を開始。 県民に親しまれる地域放送局であり続けながら、JR長崎駅前に誕生した「長崎市交流拠点施設」の1施設として、街の賑いづくりへの挑戦も始まっています。

NBC長崎放送新社屋

施設紹介:NBC長崎放送新社屋

長崎県内唯一の、ラジオ放送・テレビ放送兼営の民間放送局。2022年に創立70年を迎え、旧社屋は建設から60年となる。放送設備の更新も控えていることから、社屋の移転・建設が決定した。交通至便性を活かし、社屋と面している歩行者用専用道路で開催されるイベントとも連動しながら、長崎の魅力・文化・平和の情報発信拠点となり、地域の賑わい・活力を生み出していく。

話し手のご紹介

  • 白壁史朗さん

    長崎放送株式会社
    総務技術局 総務人事部長

  • 入江博之さん

    長崎放送株式会社
    総務技術局 総務人事部長

  • 杉本憲祐

    山下PMC
    事業創造推進本部 第5部 チーフプロジェクトマネジャー

  • 小野順子

    山下PMC
    事業創造推進本部 第2部 プロジェクトマネジャー

NBCを好きになるマインドを育てる

長崎市街地から長崎港に注ぐ浦上川の上流側から「長崎市交流拠点施設」を望む。手前が「NBC長崎放送」の新社屋。隣の「ヒルトン長崎」と対をなす外観が、川を挟んだ稲佐山山頂から見た長崎市の新たなシンボルとなっている。

変革への意気込みを感じました

経営戦略から、新社屋移転を機に展望していたことをお聞かせください。

中尾
3点ありました。①変貌著しい放送業界という荒波に新社屋という真新しい船でどう漕ぎ出していくのか。②新社屋を長崎の新たな「顔」とするために、自分たちはどんな「顔」を持つべきか。③当社の推進力となる人材の活かし方。これらを一緒に考えていただきたいと、計画当初から山下PMCさんにも会議のテーブルについてもらいました。
杉本
それが2018年です。2022年の開局70周年に向け、さらなる10年先を見据えた計画でした。移転先として「長崎市交流拠点施設」の一角が確保できたということもあり、変革への意気込みを感じました。
中尾
3点の実現のため2つの視点が必要だと考えました。放送局は地域とのつながりが第一です。移転地でも長崎の人に好きになっていただく。同時に社員や局で働く人にも好きになってもらい、外へ、地域へと発信していく。ただ施設をつくり移転するだけでなく、そうしたマインドを育てるプランを立てたかったのです。
杉本
スタート時点から経営層がビジョンの方向性を正確に示していたこともあり、私たちは長崎市の施設計画との連携も提案しました。たとえば、駅から浦上川へ抜ける歩行者専用道路の賑わいを1階のエントレランスホールに取り入れ、地域とのつながりを持てるようなイメージです。

実際に歩道から天井の照明設備が見え、そこに入ることもできる。「テレビ局」を身近に感じられる体験ができ、ワクワクします。

  • 1階のエントレランスルームにはカフェが営業し、一般の人も利用が可能。「通りすがりに気軽に立ち寄り、テレビ局を身近に感じていただきたい」(白壁さん)

関連する用途

  • 放送・メディア

    ネット配信等の隆盛やユーザー嗜好の細分化・多様化が進み、新聞・雑誌・テレビ等のトラディショナルメディアも変革の時を迎えています。これまでのメディア経営を主力としたビジネスモデルから脱却しようと新しいマネタイズを試みています。大都市で所有している不動産を活用したCREが活性化しているのはその一例です。

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