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茅ヶ崎市地域医療センター 3師会主導による救急医療施設の建築をCMがサポート

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3師会主導による救急医療施設の建築をCMがサポート

休日、平日・土曜の夜間など、医療の空白時間帯に急患診療などを担う「茅ヶ崎市地域医療センター」が生まれ変わりました。
新しい施設で、2019年4月1日より診療が開始され、多くの患者を迎え入れています。山下PMCは、旧医療センターからの建て替え・移転にかかるCM業務を担当しました。

茅ヶ崎市地域医療センター 3師会主導による救急医療施設の建築をCMがサポート

施設紹介:茅ヶ崎市地域医療センター

茅ヶ崎市の休日・夜間救急診療所。一般社団法人 茅ヶ崎医師会、一般社団法人 茅ヶ崎歯科医師会、一般社団法人 茅ヶ崎寒川薬剤師会、茅ヶ崎市が運営。小児科、内科、外科、歯科の診療に対応し、調剤薬局も併設している。
神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎3-4-23

話し手のご紹介

  • 丸山 徳二さん

    一般社団法人茅ヶ崎医師会
    会長

  • 石原 卓哉

    山下PMC
    事業創造推進本部 第二部 プロジェクトマネジャー

茅ヶ崎の手厚い地域医療のシンボルが完成

茅ヶ崎市地域医療センターは、休日や夜間等の一次救急の診療体制を整え、市民への救急医療貢献を目的に設立。以来30年以上にわたり地域医療を支えてきましたが、施設の老朽化、待合や駐車スペースの不足、交通アクセスの不便さ等の問題から再整備が必要でした。
新しい地域医療センターは、公共施設でありながら、社団法人である茅ヶ崎医師会が施主として事業を進め、一次救急の他、さらに茅ヶ崎医師会と他2師会の拠点機能を備え、市を含む3法人が区分所有する形で整備されました。

中庭を取り囲むように、待合室、診察室などを配置。当初は中庭に植樹する予定だったが、メンテナンスを考慮し、アートのように石を配置した。茅ヶ崎市地域医療センターには、医療が空白となる時間帯に多くの患者が訪れるため、待合室はスペースを広くし、患者が座れるように十分な数の長いすを配置。

公明正大な判断をサポートしてくれた

丸山
地域医療センターの建て替えについては、約10年前から再三にわたり、3師会から市に対して要望書を出し続けていましたが、なかなか実現できずにいました。そこで、我々が率先して進めようと思い立ち、複数の事業手法を模索した結果、茅ヶ崎医師会が施主として、地域医療センターを建設することを決めました。
石原
医師会・歯科医師会・薬剤師会、そして市の4つの組織がそれぞれ意見を出し合いながら、決めていきましたね。
丸山
行政が関わる事業ですので、建設会社の選定等において、公明正大であることが大切です。そういう点で、建築の専門家ではない我々だけではハードルが高いと思い、山下PMCさんに、お力添えいただきました。
石原
私たちがCMとして参画したのは、2014年に基本合意書が結ばれた直後。まず初めに計画する建物の規模設定が課題でした。診療エリアや3師会の事務局、会議室等、必要なスペースを確保しつつ、過度な設備・スペースは不要とのことでしたので、慎重に精査しました。
丸山
基本計画では、延べ床面積3,400㎡の予定でしたが、関係者の意見を統合し、ランニングコストも考えると、約2,700㎡程度に抑えることが妥当だろうということで最終合意を得ました。

プロジェクトに関わったマネジャー

関連する用途

  • 医療・健康施設

    医療施設の整備には、経営・運営・施設の視点を統合した計画立案が欠かせません。しかし、診療報酬制度の制約を受ける経営、多数の専門職が関わる運営、24時間365日止められない施設において、全体を見渡し最適な計画案を見出すとともに、関係する専門職の納得感を得ながらプロジェクト推進を行うことは容易ではありません。3つの視点を横断的に俯瞰し、複数の分野・部門にまたがる関係者の合意形成を実践できるプロジェクトマネジャーが求められてます。

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