建設市況レポート
建設市況レポート(24年01月)
今月の建設市況と今後の見通し
本年もよろしくお願いします
年明けから1ヶ月が経ってしまいましたが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
ご存じの通り、元旦の能登半島地震、翌日は羽田空港衝突事故が続き、2024年はとても辛いスタートになってしまいました。
被災地の一日も早い復興を願っています。
さて、今回の災害により建設業界、特に施工会社は被災地の支援・復興を優先します。
先ずは土木・インフラ整備、その後に建築という復旧の流れと想像しますが、人手不足、労務逼迫の最中、難しいやり繰りが求められます。
そして復興の際は、同時期に同類の資機材が必要になり材料不足などが生じる可能性が高くなります。
これは納期遅延、コストUPの要因につながるので注視していく必要がありますが、復興を優先すべきと考えます。
協力できるところから支援できればと思います。
下記に先月のコスト状況(1月初旬発表)をお伝えします。
資材、建築費指数の傾向
鉄鋼系資材(スクラップは除く)、RC系資材とも、先月に続き、横ばいです。
建築費指数についてもS造、RC造とも横ばいです。ただし、純工事費でみると上昇傾向です。
資材、建築費指数の推移(鉄鋼系)
推移傾向
現状維持
●建築費指数 東京 事務所 S 建築
現状維持
- ●異形棒鋼16ミリ 東京
- ●山形鋼6×50ミリ 東京
- ●熱延鋼板1.6ミリ 東京
- ●H形鋼5.5×8×200×100ミリ 東京
- ●鉄スクラップ H2 東京
資材、建築費指数の推移(RC系)
推移傾向
上昇
●建築費指数 東京 事務所 RC 建築
現状維持
- ●セメント バラ 東京
- ●普通合板Ⅱ類 4ミリ 東京
- ●生コンクリート 建築 180キロ強度 東京