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京浜トラックターミナル DynaBASE(ダイナベース)(後編)

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働く人や環境に優しい施設

―『ダイナベース』は、働く人や環境に優しい、先鋭的な施設だと聞きました。

先川原
今までの50年を振り返ると、トラックターミナルは単なる場所ではなく、総合的なサービスを提供する場所に進化したと感じていました。そして、『ダイナベース』は、少子高齢化やライフスタイルの多様化がさらに加速するであろう50年先を見据えています。
たとえば、パートタイマーとして働く人や、女性のトラックドライバーも増えるだろうと想定し、女性用トイレを広くとり、パウダールームなども充実させました。これらは従来の弊社の施設にはありませんでした。
柳原
私も時代の流れを先取りした、フラッグシップ施設だと感じています
先川原
人と人とのコミュニケーションが大切であり、働く人が快適に業務に従事できることも今回のプロジェクトで重視したことです。
柳原
私はこのチームで仕事ができ、東京のロジスティックスを象徴するような事業に携われたことを誇りに思います。
先川原
追加工事もありましたが、無事故・無災害で工期内に終わらせることができて、なによりもホッとしています。しかし、私たちの再開発は、これで終わりではありません。トラックターミナルは、物流を支えて、未来を作っていく拠点。JMTのトラックターミナルを、その土地の特性や時代に即した形に変えていくというミッションはまだ残っています。
柳原
トラックの自動運転化やEV化……。私も今後の時流をつかみながら、次世代物流施設の建設を支えていきたいと思います。

  • 屋上の太陽光発電設備。環境対応にも配慮。

  • 明るく広々とした休憩室。

  • ランプウエイは海外コンテナを積んだトラックもスムーズに通行可能。

  • 女性用のパウダールーム。

プロジェクト概要

事業主 日本自動車ターミナル株式会社
所在地 東京都大田区平和島2-1-1 京浜トラックターミナル内
建物用途 トラックターミナル、倉庫業を営む倉庫
延床面積 約97,000㎡
規模/構造 地上5階・塔屋1階/柱:PC造、梁:S造
基本・実施設計・工事監理者 株式会社フジタ 一級建築士事務所
施工 株式会社フジタ 東京支店
CM業務期間 2014年7月~2018年7月
CMr 株式会社山下PMC

■山下PMC担当者
三河一喜、林 智彦、柳原 剛、進藤光信、大橋祐則、志賀重貴、菅原 修、迫田 進

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関連する用途

  • 物流施設

    EC(Electric Commerce:電子商取引)事業の需要拡大をはじめとして、物流施設の性質や機能は時代とともに大きく変化しつつあります。コールセンターや撮影スタジオを併設した物流施設や物流業務の効率化、省人化を目的としたマテハン(マテリアルハンドリング:モノの移動)機器に対応する大規模高機能型物流施設などは、その一例といえます。同時にBCP(事業継続計画)への関心が高まり、耐震性能の高い安心・安全な建物や、災害時に速やかに復旧できる施設が求められています。環境への配慮も欠かせない要素であり、街づくり的なアプローチが必要な施設もあります。これらの新しいニーズが高まる一方で、施設の大型化に伴い、保管や荷役の集約化が進み、これまで以上に競争力のある施設の実現も求められています。

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