大型物流施設「ロジスクエアふじみ野A」竣工~山下PMCがPM/CM業務を担当~
ニュース・リリース
2024年2月6日、株式会社シーアールイー(本社:東京都港区、以下・ CRE)が埼玉県ふじみ野市において開発を進めていた大型物流施設「ロジスクエアふじみ野 A」の竣工式が執り行われました。
株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)は、本施設のPM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)業務を担当しています。
CREは、ふじみ野市で約10万㎡の開発用地を取得し、「ロジスクエア」シリーズ最大規模となる大型物流施設の建設を進めてきました。CREから「ロジスクエアふじみ野」の建築にかかるPM/CMを受託した山下PMCでは、これまで、基本計画策定支援、敷地全体のランドスケープの設計・監修支援、発注支援、設計・施工マネジメント等の業務を推進し、このたび「ロジスクエアふじみ野A」の竣工を迎えることができました。
また、山下PMCでは、CMの基本領域である建築関連業務(設計・施工マネジメント等)からストレッチした業務領域として、「ロジスクエア(LogiSquare)」イメージの統一、コンセプトの視覚化に向けたブランディング戦略を支援しました。「ロジスクエアふじみ野」をはじめとする「ロジスクエア」シリーズの物流施設には、制定されたビジュアル・アイデンティティーにもとづいたサインや内装デザインが取り入れられています。
なお、現在建設中の「ロジスクエアふじみ野B」は、2024年10月に竣工予定です。
【プロジェクト・施設概要】
「ロジスクエアふじみ野A」は、埼玉県ふじみ野市の国道254号バイパス沿いに位置しています。254号バイパスは片側2車線の幹線道路で、国道463号線(浦和所沢バイパス)や国道16号線などの幹線道路と連結する、道路ネットワーク上、重要な幹線道路となっています。また、東武東上線「ふじみ野駅」からも約3.5kmの位置にあり、交通利便性にも優れ、雇用を確保する上で優位な環境にあります。
本施設は、地上4階建て、延床面積約11万㎡の広さを持ち、2階、3階、4階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを各階に備えるマルチテナント型の大型物流施設です。
事務室や荷物用エレベーターの増設等、入居テナントの将来ニーズおよびさまざまな物流ニーズに対応できる機能性・汎用性を兼ね備えたロジスクエアブランドの基本スペックを有しているほか、カフェテリアや休憩室の充実、ロジスクエアシリーズのブランドコンセプトの1つでもある倉庫機能などを可視化したサイン計画の採用等、働く方々の快適性やユニバーサル面にも配慮されています。
環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮した設備仕様となっています。さらに、本施設および現在建設中の「ロジスクエアふじみ野B」の屋根全面において、それぞれ約2メガワット、計4メガワットの太陽光発電システムも導入予定で、発電した電力の供給を受けて自家消費すると共に売電も計画されています。
- 施設名称:ロジスクエアふじみ野A
- 所在地:埼玉県ふじみ野市福岡新田
- 主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
- 事業者:株式会社シーアールイー
- 規模:敷地面積101,128.48㎡(30,591.36坪)、延床面積112,340.31㎡(33,982.94坪)
- 構造/建物規模: 鉄骨造 /地上4階建
- 設計・監理:西松建設株式会社
- 施工:西松・初雁特定建設工事共同企業体
- PMr/CMr:株式会社山下PMC