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「市立釧路総合病院新棟建設等事業」起工式~山下PMCがCMを担当~
ニュース・リリース
2024年6月2日、「市立釧路総合病院新棟建設等事業」の起工式が北海道釧路市で執り行われました。株式会社山下PMC(以下、山下PMC)は、本施設建築のCM(コンストラクションマネジメント)を担当しています。
市立釧路総合病院は、釧路・根室三次医療圏唯一の地方センター病院であり、高度で専門的な医療を行う地域の中核病院としての役割を担っています。重篤な救急患者に対し、常に高度医療が提供可能な救命救急センターとして、また、道東ドクターへリの基地病院としての機能も有しています。
現在稼働している施設は、昭和59年の建設以来、24時間365日止まることなく稼働しており、設備の老朽化が進んでいます。また、面積の関係から、最新の大型医療機器の導入が困難であること、災害拠点病院の要件が、電気や燃料等のエネルギーと水を3日分以上確保する必要があることなどから、新棟の建設が決定しました。
山下PMCは、2022年より新棟の建設プロジェクトに参画し、発注方式選定支援、スケジュールマネジメント、発注準備支援、事業者選定支援、設計マネジメントなどの業務を担当してまいりました。山下PMCは、今後も関係者のみなさまとともに、2027年の完成に向けて、業務を推進してまいります。
【施設・プロジェクト概要】
- 発注者:北海道釧路市
- 建設地:北海道釧路市春湖台
- 敷地面積:31,799.17㎡
- 延床面積:61,322.92㎡
新築面積:40,551.00㎡、改修面積:11,002.00㎡、既存面積:9,769.92㎡ - 建物規模/構造(新棟):地上12階、地下1階/鉄骨造、免震構造
- 病床数:535床(うち新棟464床)
- 設計者:横河建築設計事務所・戸田建設設計共同企業体
- 監理者:株式会社横河建築設計事務所
- 施工者:戸田・村井・葵・宮脇・萬木特定建設工事共同企業体
- 医療コンサルタント:株式会社システム環境研究所
- CMr:山下PMC