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「市立釧路総合病院整備手法等選定支援業務」受嘱について

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株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、代表取締役社長:丸山優子、以下・山下PMC)は、北海道釧路市が公募する「市立釧路総合病院整備手法等選定支援業務」のプロポーザル審査の結果、当該業務を受嘱しました。

市立釧路総合病院は、釧路・根室三次医療圏唯一の地方センター病院であり、高度で専門的な医療を行う地域の中核病院としての役割を担っています。重篤な救急患者に対し、常に高度医療が提供可能な救命救急センターとして、また、道東ドクターへリの基地病院としての機能も有しています。

現施設は、昭和59年の完成以来、24時間365日稼働を続け、施設設備の老朽化が進んでいます。また、面積が狭くゆとりがないため、最新の大型医療機器の導入が困難な状況になっています。さらには、災害拠点病院の要件が、電気や燃料等のエネルギーと水を3日分以上確保する必要があり、これらの課題を解消するため新棟建設が決定しました。

新棟は延床面積39,000㎡程度、地下1階地上11階建、改修予定の既存棟と合わせて535床を想定しています。地域の医療需要を満たすために必要な病床数を確保するほか、ヘリポートの整備等、釧路・根室医療圏での三次救急医療を担います。

このたび山下PMCが受嘱した業務では、発注方式選定支援、統括マネジメント(会議体の構築・運営、役割分担表の作成)、スケジュールマネジメント、発注準備支援、事業者選定支援など総合的な支援を行います。

山下PMCは、医療機関・公共施設のプロジェクトマネジメント経験を活かし、本事業の特徴・背景を踏まえた発注方式の選定、不調不落防止、建設費・工期の早期確定、地域貢献につながる地元企業の参画手法検討を支援し、早期の開院に向け事業を推進します。

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