「学校法人明治薬科大学剛堂会館(紀尾井町)建替計画」起工式~山下PMCがPMを担当~
ニュース・リリース
2024年6月27日、東京千代田区紀尾井町にて、「学校法人明治薬科大学剛堂会館(紀尾井町)建替計画」の起工式が執り行われました。株式会社山下PMC(以下・山下PMC)は、剛堂会館を所有する学校法人明治薬科大学より建て替え計画のPM(プロジェクトマネジメント)業務を受託し、プロジェクトを推進しています。
本プロジェクトは2022年に迎えた明治薬科大学創学120周年の記念事業の一環として、学校法人明治薬科大学が所有する貸事務所ビルである剛堂会館の解体と新築を行う建て替え事業です。6月に解体が完了した旧剛堂会館は、1974年に創学70周年を機に同学発祥の地である紀尾井町に建設された、地下2階・地上6階建の貸事務所ビルで、大学の教育研究活動に還元する収益事業の役割を長年担っていました。東京メトロ麹町駅から徒歩2分、永田町駅、半蔵門駅、赤坂見附駅からも徒歩圏内にありアクセスに優れた立地にあります。
建て替え後は、地上8階建て、延床面積約7,500㎡の規模となり、引き続き貸事務所を主体としたビルとして運営される予定です。従来からの収益事業としての側面に加え、大学の歴史と伝統を活かし、社会貢献や大学のブランディングに寄与する施設として、明治薬科大学の新たな展望を拓く重要な役割を担っています。
山下PMCは、2017年より、事業計画策定支援、入居中のテナント企業の移転支援、発注支援、設計マネジメントなどの業務を担当し、建築の専門家として事業の公平性・透明性の確保、意思決定の効率化を図るため発注者を支援してまいりました。
今後も2026年の完成に向け、施設運営を通じた収益の最大化、創学の地における大学のアイデンティティの確立など、発注者のビジョンの実現に向け、大学や地域、および建設関係者と連携し、プロジェクトを推進してまいります。
【プロジェクト・施設概要】
- 建築主:学校法人明治薬科大学
- 所在地:東京千代田区紀尾井町
- 主要用途:大学・事務所
- 建物構造/規模:S造及び一部SRC造/地下1階地上8階建て
- 敷地面積:約1,470㎡
- 延床面積:約7,560㎡
- 開業:2026年春
- 設計・監理・施工:鹿島建設株式会社
- プロジェクトマネジメント:山下PMC