ロワジールホテル 那覇「三重城温泉 島人の湯」リニューアルオープン~山下PMCが改装工事にかかるCM業務を担当~
ニュース・リリース
2021年12月15日、株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)が、改装工事にかかるCM(コンストラクションマネジメント)業務を担当したロワジールホテル 那覇「三重城温泉 島人の湯」が竣工し、リニューアルオープンしました。
竣工式の様子。
ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社が運営する「ロワジールホテル 那覇」本館2階にある「三重城温泉 島人の湯」は、沖縄では数少ない天然温泉として、開業から28年間親しまれてきました。今回、老朽化した設備の更新、ホテルのバリューアップ、より多くの利用者の受け入れを目的に、改装工事を実施しました。
写真上:女湯。写真下:男湯。露天風呂の壁面に描かれた、沖縄の伝統的な染色技法である紅型(びんがた)をモチーフにした壁面アートをガラス越しに眺め、明るい雰囲気の中で沖縄らしさを感じながら温泉を楽しめる。
山下PMCは、デザイナー・設計者・施工者選定、設計・工事段階におけるプロジェクトの品質・コスト・工期にかかわる全般的なマネジメント業務を担当しました。大浴場や露天風呂のほか、 周辺の廊下やランドリースペース、総合受付などもきれいに生まれ変わり、CMを通じて、施設の価値向上につながる支援を行いました。
【施設・プロジェクト概要】
地下800メートルから湯温40.9度の温泉が自沸しており、約800万年前の化石海水が地熱で温められたものです。本州に多い火山性の温泉とは成分が異なり、化石海水であるため、入浴後は肌に付着した塩分が汗の蒸発を防ぐため保温効果が抜群で、「あたたまる温泉」と親しまれています。「ロワジールホテル 那覇」宿泊者のみならず、外来のお客さまも利用できる温浴施設です。
▼ロワジールホテル 那覇「三重城温泉 島人の湯」
https://www.loisir-naha.com/loisir/shimanchu.html
パウダールーム。
廊下。
脱衣所。
男湯内風呂。
- ・所在地・アクセス:「ロワジールホテル 那覇」2階、沖縄県那覇市西3-2-1、那覇空港から、車で約7分。ゆいレール「旭橋駅」より徒歩15分
- ・施設内容:内湯、露天風呂、水風呂、全身シャワー、化粧台、ロッカー、靴箱、休憩室、ランドリー
- ・ホテル運営者:ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社
- ・発注者 三菱UFJ信託銀行株式会社
- ・設計・施工者:株式会社 J.フロント建装/株式会社九電工/株式会社きんでん
- ・デザイン監修:光井純 & アソシエーツ 建築設計事務所
- ・AMr:ジャパン・リート・アドバイザーズ株式会社
- ・PMr:丸紅リアルエステートマネジメント株式会社
- ・CMr:山下PMC
【デザイン・壁面アートについて】
光井純&アソシエーツ建築設計事務所のデザイン監修による改装工事を実施。デザインコンセプトは、「モダンな沖縄の海を思わせるデザイン、開放的でリラックスできる空間」。露天風呂には男湯と女湯共に、沖縄を代表する伝統工芸「紅型」を細かいタイルによって描いた巨大壁画アートを設置。身体のみでなく目でも、全身で、沖縄の温泉に浸る贅沢を感じることができる。