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「水戸市新市民会館」竣工~山下PMCがCMを担当~

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2022年11月13日、水戸市新市民会館が竣工しました。開業は2023年7月を予定しています。株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)は、泉町1丁目北地区市街地再開発組合より本施設の建築にかかるCM(コンストラクションマネジメント)業務を受託し、プロジェクトを推進して参りました。

水戸市新市民会館

2022年11月13日、竣工式の様子。

本施設は、茨城県水戸市の旧市民会館が東日本大震災で被災したことを受け、泉町1丁目北地区へ移転建替えすることを目的とした施設です。市民会館を主用途とし、市民の芸術文化活動や賑わい、交流を創出する拠点として、大ホール、中ホール、会議室および展示室等で構成されています。

山下PMCは、2017年10月より施設建築プロジェクトに参画し、発注方式の検討、ECI方式での施工予定者選定支援、設計・施工マネジメント等の業務を推進してきました。本施設は、耐火木部材を大規模に利用した建物であるため、高い技術力を有する施工者が早期にプロジェクトに参画するECI方式を採用。山下PMCでは、品質のマネジメントと並行して、スケジュールの遅延防止、事業費のコントロール等、発注者を支援し、このたび、完成を迎えることができました。

【施設概要】

水戸市新市民会館

水戸市新市民会館(2022年11月13日撮影)。

新市民会館には、子どもから高齢者まで、あらゆる市民が日常的に施設に立ち寄り、憩い、くつろぎ、楽しめる屋内広場や、学生等が気軽に利用できるラウンジギャラリー等を配置。居心地の良いサードプレイスを市民に提供し、様々な世代が様々な活動を通して相互に交流することを目指してつくられた。

北側エリアには、茨城県最大の2,000席を有し、コンサートや講演会など、様々な催しを開催できる大ホールがある。南側エリアには、日常的に使いやすい規模の482席の中規模ホール、100人規模のコンサート、演劇、講演会の催しの会場として利用できる小ホール、スタジオ、展示室、会議室、茶道・華道・日本舞踊など利用できる和室・板の間がある。

竣工式では、1階にあるやぐら広場が公開された。水戸市は新市民会館と南側の京成百貨店、北側の水戸芸術館の3施設を、賑わいづくりの拠点と位置づけ、三重奏に由来する「MitoriO(ミトリオ)」の愛称を決定。やぐら広場は、南側と北側をつなぎ、交流の場となることが期待されている。

水戸市新市民会館

木製の柱・梁をくみ上げてつくられた「やぐら広場」は、木のぬくもりや香りによって、日々の安らぎを生み出す(2022年11月13日撮影)。

・所在地:茨城県水戸市泉町1丁目7番1号
・主要用途:展示室、ホール、スタジオ、会議室等
・建築面積:6,952㎡
・延床面積:23,232㎡
・建物構造:RC造(一部S造・W造)
・規模:地上4階・地下2階
・開業:2023年7月(予定)
・基本設計・実施設計・工事監理:伊東豊雄建築設計事務所・横須賀満夫建築設計事務所共同企業体
・施工:竹中・株木・鈴木良・葵・関根特定建設工事企業体
・事業コンサルタント:都市環境研究所
・CMR:山下PMC

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