2022年9月30日、公益財団法人日本ラグビーフットボール協会（東京都港区、会長：土田雅人、以下・JRFU）は、「JRFU福岡トレーニングセンター（仮称）」の運営について発表。山下PMC（本社：東京都中央区、代表取締役社長：丸山優子、以下・山下PMC）が、当センターの事業構想検討支援業務を担当することになりました。

JRFUは、福岡市（市長：髙島宗一郎）と土地賃貸借に関する契約を締結。これまでコカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が福岡市より土地を賃借し使用していた「さわやかスポーツ広場」を承継し、「JRFU福岡トレーニングセンター(仮称)」として運営することが決まりました。当センターでは、①日本代表の強化拠点事業、②市民利用・ホスピタリティサービス事業の展開が予定されています。

JRFUでは、当センターの運営を通じて、福岡市との連携・協力関係を一層強め、ラグビーの普及促進やスポーツを通じた地域活性化、市民の健康増進に資する様々な企画に取り組み、事業拡大や社会還元に向けた検討を進めていきます。

山下PMCでは、JRFUから当センターの事業構想検討支援業務を受託し、当センターのコンセプト・ロゴ・ネーミング作成などの基本構想や、2023年のオープンに向けた改修計画の策定を支援しています。山下PMCは今後も、スポーツ施設の建築プロジェクトで培った知見を最大限活かして、スポーツビジネス、地域、社会の課題解決に貢献してまいります。

【「JRFU福岡トレーニングセンター（仮称）」事業概要（予定）】
①日本代表の強化拠点事業 ラグビーの各カテゴリー日本代表が、運動・リカバリー・栄養等の総合管理を通じた選手の強化育成に資する、ハイパフォーマンス強化拠点として、メイングラウンドを活用します。当センターが全面開業となる2023年5月以降、年齢別を含めた男女各代表カテゴリーの強化活動の多くを当センターで行います。 また、情報分析・戦略構築等のインテリジェンス機能や海外チームとの対戦等を通した国際交流機能を整備するとともに、世界水準の指導者・審判を育成する拠点としての機能も整えていきます。

②市民利用・ホスピタリティサービス事業 ラグビー普及振興の一環として、サブグラウンドを地元ラグビースクールや小中高校・大学ラグビー・社会人チームなどに開放、練習利用に加えて、各種大会や試合を開催します。また、日本代表と市民の交流活動や親子スポーツ教室等の各種イベントも企画していきます。

出典：JRFUニュースリリース