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「横浜駅西口地域熱供給プラント改修計画」竣工~山下PMCがCMを担当~
ニュース・リリース
2023年7月12日、株式会社山下PMC(以下、山下PMC)がCM(コンストラクションマネジメント)を担当した「横浜駅西口地域熱供給プラント改修計画」が竣工を迎えました。
1998年、横浜熱供給株式会社は、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズの建設を中心とした再開発を機に、横浜西口周辺既成市街地も対象に熱供給事業を開始しました。同ビルの地下5・6階に設置された熱供給プラントは、周辺ビルおよび地下鉄駅舎の計7施設に対して熱源を供給しています。
熱供給開始から年月が経過し、一部機器が耐用年数を迎えるなど、熱源製造装置の更新時期が迫っていたことから、同社は2016年に、次の20年を視野に入れた改修計画策定に着手することを決定しました。山下PMCは、基本計画を立案し、発注戦略を練って設計施工者からより最適な提案を引き出すことを同社より期待され、同年、改修計画のCM業務を受嘱し、基本計画マネジメント、発注支援、設計マネジメントなどの業務を推進してまいりました。
個々の建物で熱源設備を設置する個別熱源方式に比べて地域熱供給(地域冷暖房・DHC)は、省エネルギー性・環境保全性・防災性に優れており、また、スマートシティやBCD(業務継続地区)の構築に必要不可欠なエネルギー供給システムとして期待されています。山下PMCでは、今後も建築設備、事業推進の知見を活かして、安定したエネルギー供給の仕組みづくりに貢献してまいります。
【プロジェクト概要】
- 発注者:横浜熱供給株式会社
- 所在地:横浜市⻄区北幸1−3−23 第1 エネルギーステーション
- 延床面積:350,152 ㎡
- 熱供給先:横浜市営地下鉄横浜駅、横浜ファーストビル、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ、天理ビル、相鉄ジョイナス、高島屋横浜店、相鉄ジョイナス(横浜駅⻄⼝地下街部分)
- 設計・施工: 新日本空調株式会社
- CM業務範囲:基本計画マネジメント、発注支援、設計マネジメント