「大阪府中央卸売市場再整備基本計画策定支援等業務」受託について
ニュース・リリース
株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、代表取締役社長:丸山優子)と三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:池田雅一)による共同企業体(以下、山下PMC・三菱UFJリサーチ&コンサルティング共同企業体)は、大阪府が実施する「大阪府中央卸売市場再整備基本計画策定支援等業務」に係る公募型プロポーザルの審査の結果、当該業務を受託しました。
大阪府中央卸売市場では、施設の老朽化や食品流通構造の変化等の市場を取り巻く環境変化への対応が迫られる中、府民に対し安全・安心な生鮮食料品を安定的に供給するため、ハード面を中心とした機能強化が課題となっています。
これまで、市場が将来めざすべき姿や強化すべき市場機能等についての調査検討報告が行われ、その後、当該調査報告書に基づく市場機能の強化の実現に向けて、効率的な再整備手法の検討や、民間資本の活用の可能性を探るため、サウンディング型市場調査が実施されました。その結果、大規模改修ではなく、建替えによる再整備が有効であり、民間事業者の投資意欲が高いことが明らかとなりました。
以上の調査等に基づき、大阪府は、再整備の具体化を図るため、場内事業者等で構成する検討会議等の議論を踏まえた再整備基本計画を策定する運びとなりました。
業務を受託した山下PMC・三菱UFJリサーチ&コンサルティング共同企業体は、場内事業者の合意形成を図る検討会議の企画・運営、市場の高度化や民間活用導入に関する場内事業者との勉強会等の実施、限られた敷地の中で、市場運営の継続を図りながら工期・工事費縮減にも配慮した再整備を行うための基本計画素案の作成及び基本計画案の作成等の業務支援を行います。
建築の専門知識を有し、卸売市場再整備のプロジェクト推進の実績を有する山下PMCと、卸売市場再整備での制度設計や事業性検証、市場の高度化検討に多数の実績を有す三菱UFJリサーチ&コンサルティングがタッグを組み、知識と推進力を活かした確実な基本計画策定を実現します。