株式会社山下PMCがPM/CMを担当した丹波山村役場が山梨県建築文化賞推進協議会より、「令和5年山梨県建築文化賞」を受賞し、11月29日に山梨県立図書館（山梨県甲府市）にて授賞式がとり行われました。

Photo:©太陽工業
丹波山村役場は、鉄筋コンクリート造、鉄⾻造、⽊造のハイブリッドな構造。鉄筋コンクリートの基壇の上に、鉄⾻の柱梁を建てたあと、⽊造屋根を架構。北側法⾯の⼟砂崩れに備え、本⼯事に先⽴って法⾯補強⼯事を⾏なっており、木がもつ温もりある優しい内観の一方で、十分な堅牢性を有する。庁舎は役場機能はもちろんのこと、観光拠点としての機能、⼦供たちの遊び場、お年寄りの寄合の場、災害時の拠点、お祭りの舞台など、さまざまな活動の拠点となる。

丹波山村役場は、村の中央を東西に貫く青梅街道に面して建てられています。村に住む⼈、⼭を訪れる⼈、街道を通りすぎる⼈、様々な⼈が⾏き交うこの場所に、村のシンボルとなるカラマツ集成材の大屋根をもつ庁舎が誕生。村民と登⼭客や⻘梅街道を通る⼈が触れ合い、語り合えるような開かれたイメージをもつ2階建ての建物です。 今回の受賞で山梨県建築文化賞推進協議会では、小規模自治体における新たな庁舎のカタチとして高く評価されました。

▼事例・実績「丹波山村役場」
https://www.ypmc.co.jp/works/18864/