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「府中市立府中第一中学校」竣工~山下PMCがCMを担当~

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2023年3月25日、「府中市立府中第一中学校」の竣工式が執り行われました。株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)は、東京都府中市より第一中学校の改築に伴う発注者技術支援業務を受託し、CMR(コンストラクションマネジャー)として、2019年よりプロジェクトを推進してきました。

2023年3月25日、竣工式の様子。

府中市は、小中学校合わせて33校395棟を保有し、大部分が昭和30~50年代に建設されています。学校施設の老朽化対策は喫緊の課題であったため、市は「府中市学校施設改築・長寿命化改修計画」を策定しました。

本計画で、改築事業にかかる市の財政事情や学校を使う人への影響も考慮し、2年ごとに2校ずつ改築工事を行うことが決定しました。府中市立府中第一中学校および第八小学校は、最も早い「早期改築着手校」として選ばれ、2019年より建て替えに向けたプロジェクトが始まりました。

山下PMCでは、第一中学校の改築工事にかかる、基本計画策定支援、設計者選定、基本設計・実施設計マネジメント、工事発注準備支援および工事マネジメントなどの業務を推進し、このたび、第一中学校の竣工を迎えました。

公立小中学校を含む教育文化施設は、自治体の所有する公共施設の大半を占めますが、その老朽化対策は、全国共通の課題となっています。山下PMCでは、本プロジェクトでの知見を活かし、学校施設の上位計画策定から整備事業までを通じて、全国の自治体が抱える施設課題解決の支援を続けてまいります。

【施設・プロジェクト概要】
将来の生徒数の増加に対応するため、新校舎はゆとりをもって24の普通教室を備えており、1学年8クラスになるまでの間は、空いた教室を有効活用できるようになっている。図書館とコンピューター室は学校の中心となる「メディアセンター」として一体的に整備された。

温かみと落ち着きのある空間づくりや環境面に配慮し、内装や什器の木質化が取り入れられているほか、4階建ての校舎棟には、ガラス張りの吹き抜けが設けられ、各階をつなぐ大階段では日常的な交流が生まれる仕掛けになっている。

旧校舎で大切にされてきた木の正門やアプローチ、既存樹木などを継承し、また、第一中学校の特徴である天体観測ができるドームもある。

・所在地:府中市幸町 1丁目22番地
・主要用途:学校
・建物構造:
    校舎棟:鉄筋コンクリート造
    体育館棟:鉄骨造
・規模:4階建
・延床面積 :
    校舎棟:約9,300㎡
    体育館棟:約1,700㎡
・設計:教育環境研究所・久米設計 設計共同企業体
・施工:
    改築工事:三浦・横沢・門馬建設共同企業体
    電気設備工事:清水・吉野建設共同企業体
    給排水衛生設備工事:株式会社喬生
    空気調和設備工事:明保・川村建設共同企業体
・発注者支援者(CMR):山下PMC

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