「JMT板橋新2号棟」着工~山下PMCがCM業務を担当~
ニュース・リリース
2022年3月18日、株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)がCM(コンストラクションマネジメント)業務を担当する「JMT板橋新2号棟」の安全祈願祭が執り行われました。
日本自動車ターミナル株式会社(本社:東京都千代田区、以下・ JMT)は、日本最大規模のトラックターミナルである京浜トラックターミナルをはじめ、全国的物流ネットワークの拠点となる公共トラックターミナルを都内4ヵ所(京浜・板橋・足立・葛西)で運営しています。
2022年3月18日安全祈願祭の様子
JMTでは、2021年4月より板橋トラックターミナル(板橋区高島平)全体再開発に着手。開発第一弾として二層式バース専用施設「JMT板橋新2号棟」を建設します。供用開始から50年が経過した施設の老朽化対策に加え、首都圏物流のニーズと社会の諸要請に応えながら、物流環境の変化にも的確に対応できる新たなトラックターミナルを目指します。
山下PMCは、「JMT板橋新2号棟・新1号棟」(以下・新2号棟・新1号棟)の建設にかかるCM業務をJMTより受託。2019年より、発注支援、設計マネジメントなどの業務を担当し、このたび、新2号棟の着工を迎えました。今後も、2023年3月の新2号棟、2025年春の新1号棟完成に向け、関係者のみなさまとともにプロジェクトを推進します。
本施設のほか、山下PMCはこれまで「JMT京浜C棟」「JMT京浜ダイナベース」等、JMTの物流施設のCM業務を担当した経験もあります。今後も物流施設建築プロジェクトで培った知見とノウハウを活かし、物流ニーズと社会の諸要請に応え、物流環境の変化に的確に対応した施設の再開発に貢献します。
【プロジェクト・施設概要】
板橋トラックターミナル全体再開発は、敷地全体を一体的に再開発するため、長期にわたり大規模工事を連続して行う。トラックターミナルの基本機能であるバース施設を優先的に更新することで、特別積合せ貨物運送事業者への施設の機能向上負担軽減、早期の新施設提供を行うため、二層式バース専用施設とする。これにより、再開発工事期間を大幅に短縮するとともに、柱などの障害物を可能な限り抑え、構内テナント各社における事業連携・協働化にも貢献できる使いやすい施設となることを目指す。また、接車部にはシャッターを標準設置し、風雨対策やセキュリティ面での向上も図る。
・名称: JMT板橋新2号棟
・建設地:東京都板橋区高島平6-1-1
・事業者:日本自動車ターミナル株式会社
・敷地面積: 115,828㎡
・延べ面積: 31,224㎡
・構造/建物規模: 鉄骨造 4階建
・設計・施工:株式会社大林組
・CMr:株式会社山下PMC