1. ホーム
  2. 採用情報
  3. 社員インタビュー
  4. 社員インタビュー01

社員インタビュー01

発注者の立場からCMへ。スポーツを側方から支援する喜び

プロジェクト推進本部 プロジェクト推進第一部門 1部
ビジネスソリューション統括本部 ソーシャルソリューション事業本部 ソーシャルソリューション創造部

プロジェクトマネジャー

丸山 容平

自治体職員、国際スポーツイベントの組織委員会から山下PMCへ

自治体職員から国際スポーツイベントの組織委員会勤務を経て、2019年に山下PMCへ入社した丸山さん。発注者の立場からCMへと転じても、「スポーツに関わり続けたい」という情熱に変わりはありません。発注者であった経験が、スポーツ施設整備のスムーズなプロジェクト推進に活かされていると語ります。

――現在、丸山さんはどのような業務に携わっていますか?

スポーツ施設整備の支援がメインです。整備を行う上でどの会社に発注していくか発注戦略を考え、発注のための要望書を作成したり、設計者や施工者のマネジメントをしたり。
 例えばマラソン大会では、当日はコースとなる道路を封鎖する必要があります。そのためには道路管理者や交通管理者と協議しておかなければいけません。フェーズごとに、いつまでに何をして、何を解決しておくべきかを事細かく抽出して工程を提案し、いまはそのタイムラインに沿って具体的に動きはじめている段階です。
自分の提案がお客さまにきちんと伝わって理解していただき、「それで進めましょう」と言われた時は、やはり嬉しさがこみ上げてきますね。そこにやりがいを感じています。

――丸山さんの経歴は非常にユニークですね。自治体の職員から国際スポーツイベントの組織委員会へと移られ、そこから山下PMCへ。転職を決断した理由を教えてください。

幼い頃からスポーツをしたり、見たりするのが好きで、小学校から大学まで学生時代はずっと陸上競技をしていました。自治体職員時代は幸運にもスポーツ行政に関わることができ、あるスポーツ大会の開催にも関わりました。そこでスポーツを「支える」ことの大切さ、面白さを実感しました。「何らかの形でスポーツを支える立場になりたい」と考えていたときに、知り合いから誘われて国際スポーツイベントの組織委員会へ転職しました。
その組織委員会に常駐して支援業務を行っていたのが山下PMCのPMr(プロジェクトマネジャー)でした。仕事ぶりを間近で見ていて、「プロジェクトを俯瞰して第三者的に見る立ち位置」というのもかなりおもしろそうだと思い、転職を決めました。
今の仕事は自分に合っていて、非常に楽しんでやっています。そもそも山下PMCには「全力で、おもしろい仕事をしましょう」という社風があり、自分のやりたい仕事ができる会社です。

――現在のCM業務で、自治体など「発注者側にいた経験や視点」が活きていると実感するのはどんなところですか?

行政の意思決定のプロセスをある程度理解している点ですね。民間企業とは異なり、公共事業の場合は年に数回の議会を通すなど、予算化や事業推進に至るプロセスがかなり煩雑です。そのあたりのバックグラウンドを理解しているため、齟齬なくストーリーやスケジュール作りができます。
発注者と二人三脚でプロジェクトを進めるには、共通認識を持つことが非常に重要です。その意味で、行政が使用する特殊な用語の定義を理解していることも大きなアドバンテージになっています。

――最近では、新卒社員のトレーナーやインターンシップ生の対応も担当しているそうですね。アドバイスする際に最も重視していることは何ですか?

よく話すのは「クライアントが提案を受けたときに、どのような印象を持つか」に細心の注意を払って資料の作成や説明の仕方を工夫しよう、ということ。文字だけの資料にせず、図解を入れるようにし、用語の使い方や図形の色使いにも注意するよう指導しています。
良い資料は、熟読しなくても頭にイメージが浮かんでくるものです。一方でお客さまは細かなところに意識が向いてしまい、注意していないと各論についての議論になりがちです。そうならないよう、全体のストーリーがまずはお客さまに伝わることが大事。そのためには説明する側の頭の中が、きちんと整理がされている必要があります。

――将来はどのようなプロジェクトを手掛けてみたいですか?

自治体出身ということもあり、地方のプロジェクトに関わりたいですね。地方創生が叫ばれていますが、地域が抱えている問題は、その土地その土地で違ってきます。それに対するソリューションを、スポーツに限らず提供できるようなPMrを目指したいと考えています。

  • PROFILE

    プロジェクト推進本部 プロジェクト推進第一部門 1部
    ビジネスソリューション統括本部 ソーシャルソリューション事業本部 ソーシャルソリューション創造部
    プロジェクトマネジャー 丸山 容平
    2010年大学院修了。某政令指定都市にて技術職(建築)の市役所職員として従事した後、国際スポーツイベントの組織委員会へ転職。2019年山下PMCに入社。複数の国際イベントプロジェクト、スポーツ施設整備の施工者支援業務、公園整備に係る設計・施工フェーズの発注者支援業務、デジタル化を見据えた区庁舎の機能や将来像の検討支援業務等を担当。

社員インタビュー

私たちのハイコンセプト・ハイタッチ(山下PMCのプロジェクトマネジャー紹介)

山下PMCのプロジェクトマネジャーの仕事への想いや、プライベートでの楽しみ方についてお届けするマガジンです。