CRE、大型物流施設「ロジスクエアふじみ野B」竣工~山下PMCがPM/CM業務を担当~
ニュース・リリース
2024年10月15日、株式会社シーアールイー(本社:東京都港区、以下・ CRE)が埼玉県ふじみ野市で開発を進めてきた大型物流施設「ロジスクエアふじみ野 B」が竣工しました。
株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)は、CREから「ロジスクエアふじみ野プロジェクト」のPM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)業務を受託。2020年より基本計画策定支援、敷地全体のランドスケープの設計・監修支援、発注支援、設計・施工マネジメント等の業務を推進し、2024年1月の「ロジスクエアふじみ野A」の竣工に続き、このたび「ロジスクエアふじみ野B」の竣工を迎えることができました。
本プロジェクトの特徴のひとつとして、地区計画で必要となる敷地外周部の緩衝緑地帯への遊歩道や広場の整備、ベンチなどのファニチャーを設置することで、「ロジスクエアふじみ野」の従業員が休憩スペースとして活用できるランドスケープエリア「露路ガーデン(Logi Garden)」の整備があげられます。
同エリアは、施設関係者以外にも一般開放することで幅広い利用が可能となっており、コミュニケーションスペースとして地域の活性化につながるとともに、緑豊かな植栽を植樹することで、周辺地域住民のウェルネスにも貢献する空間となっています。CREでは、今後「露路ガーデン」をロジスクエアの従属ブランドとしてブランディングを進めていくことを発表しています。
本プロジェクトの推進において、山下PMCは、物流施設本体のPM/CMに加え、「露路ガーデン」のブランディング支援および実現に向けたディレクションも行いました。
【プロジェクト・施設概要】
「ロジスクエアふじみ野」は、埼玉県ふじみ野市の国道254号バイパス沿いに位置しています。254号バイパスは片側2車線の幹線道路で、国道463号線(浦和所沢バイパス)や国道16号線などの幹線道路と連結する、道路ネットワーク上、重要な幹線道路となっています。また、東武東上線「ふじみ野駅」からも約3.5kmの位置にあり、交通利便性にも優れ、雇用を確保する上で優位な環境にあります。
「ロジスクエアふじみ野B」は地上4階建て、延床面積114,174.73㎡(34,537.85坪)の広さをもち、2階および3階へ大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを設け、トラックバースを3階までの各フロアに備えるマルチテナント対応型の物流施設です。ランプウェイは上り専用と下り専用をそれぞれ設置するダブルランプウェイ方式として、車両動線を一方通行とすることで場内の安全性向上を図り、トラックバースは計134台の大型車が同時接車可能となっています。
また、カフェテリア、ドライバー用の休憩室、トイレや喫煙室の充実など、従業員用の様々な共用設備が設けられており、ロジスクエアシリーズのブランドコンセプトの1つでもある倉庫機能などを可視化したサイン計画も採用し、庫内オペレーションの安全面や機能面での向上、遊び心のあるピクトサインなどによりリラックスできる明るい空間を提案することで、働く方々の快適性やユニバーサル面にも寄与した施設になっています。
▼施設詳細(CRE公式サイトへリンク)
https://pdf.irpocket.com/C3458/n85z/vodB/ecd5.pdf
- 施設名称:ロジスクエアふじみ野B
- 所在地:埼玉県ふじみ野市福岡新田
- 主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
- 事業者:株式会社シーアールイー
- 規模:敷地面積101,128.48㎡(30,591.36坪)、延床面積114,174.73㎡(34,537.85坪)
- 構造/建物規模: 鉄骨造 /地上4階建
- 設計・監理:西松建設株式会社 関東建築支社一級建築士事務所
- 施工:西松・初雁特定建設工事共同企業体
- PMr/CMr:株式会社山下PMC