「宮崎放送新社屋建設工事」起工式~山下PMCがPM/CM業務を担当~
ニュース・リリース
2024年9月1日、宮崎放送新社屋建設工事の起工式が宮崎市錦本町で執り行われました。株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下、山下PMC)は、株式会社宮崎放送(本社:宮崎県宮崎市、以下、宮崎放送)から新社屋の建設にかかるPM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)業務を受嘱し、2023年よりプロジェクトを推進しています。
宮崎県初の民間放送局として開局した宮崎放送は、1954年にAMラジオ放送事業、1960年にテレビ放送事業を開始しました。開局30周年の1984年に本社機能を宮崎市の中心市街地である橘通りに移転し、社屋ビル内には商業施設も入居するほか、有料駐車場も隣接しており、これらは総称して「MRTセンター」と呼ばれ親しまれています。
2021年、宮崎放送では、施設の老朽化、設備の更新時期を迎えたことなどから社屋の建て替えを決定しました。建設用地については、県所有のグラウンドの一部を使用します。宮崎県では、2027年「第81回国民スポーツ大会・第26回全国障害者スポーツ大会」の開催に合わせて、錦本町にある県所有のグラウンドに水泳場などを整備していますが、民間用地として貸し出されるグラウンドの一部に宮崎放送新社屋を建設します。
なお、宮崎市では庁舎の建て替えを予定していますが、新庁舎建設中の期間は、宮崎放送の現在の社屋を仮庁舎として利用することを発表しています。
宮崎放送よりPM/CM業務を受嘱した山下PMCでは、厳しい建設市況においても建設費を予算内に納めるためのVE(バリューエンジニアリング)/CD(コストダウン)の提案、設計マネジメントなどを推進してきました。今後も、関係者のみなさまの協力の下、2026年の新社屋完成を目指し、プロジェクトを推進してまいります。
【施設概要】
- 事業者:株式会社宮崎放送
- 建設地:宮崎県宮崎市錦本町19-1他
- 用途:放送局
- 敷地面積:8,901㎡
- 建築面積:3,012㎡
- 延床面積:7,589㎡
- 建物規模:地上3 階/塔屋1階
- 構造:S造
- 設計・監理:株式会社梓設計
- 施工:鹿島建設・大和開発 特定建設工事共同企業体