キョーリン製薬グループ工場株式会社 高岡工場にて初出荷式~山下PMCがPM/CM業務を担当~
ニュース・リリース
2024年7月17日、株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、以下・山下PMC)がPM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)業務を担当したキョーリン製薬グループ工場株式会社(本社:東京都千代田区)の新工場となる高岡工場で初出荷式が行われました。
杏林製薬株式会社の子会社である、キョーリン製薬グループ工場株式会社は、GMP(医薬品等の製造管理および品質管理の基準)のレベルアップ、各種作業の省力化や製造効率の向上、安定供給と低コスト生産、CO2排出量の削減などを目的に、富山県高岡市に高岡工場を建設しました。
キョーリン製薬グループ工場株式会社より、施設建築プロジェクトのPM/CMを受託した山下PMCは、2021年より設計・施工マネジメント業務などを担当し、2024年4月に建屋が竣工しました。その後、医薬品製造販売承認事項一部変更申請が承認され、このたび、プロジェクトの関係者のみなさまとともに初出荷式を迎えることができました。
【施設概要】
高岡工場は、年間最大20億錠製造可能な固形製剤工場です。原料、資材および製品は自動倉庫に保管し、中間製品の容器への移し替え、生産設備への投入、包装作業を自動化することで省人化を図っています。粉立ちのある製造室には前室(エアロック)を設け、クロスコンタミネーションにも配慮しています。工場の動力源としてLNGや水力発電電力を採用することで、一般的な重油や火力発電電力と比較しCO2発生量を大幅に削減可能としています。さらに、建屋を敷地の南半分に配置することで、将来の更なる拡張性にも配慮しています。
- 所在地:富山県高岡市ICパーク8番
- 規模/構造:3階建て/RCSS造(一部鉄骨造)
- 面積:敷地面積:42,457㎡、建築面積7,377㎡、延床面積21,116㎡