「JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)建設工事」竣工 ~山下PMCがCM業務を担当~
ニュース・リリース
2023年4月25日、株式会社山下PMC(以下・山下PMC)がCM(コンストラクションマネジメント)業務を担当する「JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)」の竣工式が執り行われました。全国的物流ネットワークの拠点となる公共トラックターミナルを都内4ヵ所(京浜・板橋・足立・葛西)で運営する日本自動車ターミナル株式会社(以下・ JMT)は、板橋トラックターミナル(板橋区高島平)の全体再開発を進めており、「JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)」は開発第一弾となります。
板橋トラックターミナルは、供用開始から50年が経過し、老朽化対策に加え、首都圏物流のニーズと社会の諸要請に応えながら、物流環境の変化に的確に対応できるターミナルが求められています。JMTでは、敷地全体を一体的に再開発するため、長期にわたり大規模工事を連続して実施しており、このたび、二層式バース専用施設「JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)」が完成しました。
山下PMCは、JMT板橋の新たなバース専用施設建設にかかわるCM業務を2019年にJMTより受託しました。発注支援、設計マネジメント、施工マネジメントなどの業務を担当し、このたび、1期工事となる東棟の竣工を迎えました。今後も、2025年春の2期工事の完成に向け、関係者のみなさまとともにプロジェクトを推進します。
【プロジェクト・施設概要】
板橋トラックターミナルの基本機能である荷扱場を優先的に更新することで、特別積合せ貨物運送事業者への施設の機能向上、満足度の向上をするととともに、その荷扱場を二層式バースとすることで板橋トラックターミナルの再開発事業全体の工期短縮を図り、今後のさらなる板橋トラックターミナル全体の価値向上に努めた事業になります。
また、施設としては柱などの障害物を可能な限り抑え、既存荷扱場の使い勝手を変えずに、セキュリティ面、安全面を高めた施設を実現しています。
- 名称: JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)
- 建設地:東京都板橋区高島平6-1-1
- 事業者:日本自動車ターミナル株式会社
- 建築面積: 19,237.30㎡
- 延べ面積: 31,224.41㎡
- 構造/建物規模: 鉄骨造 4階建
- 設計・施工:株式会社大林組
- CMr:株式会社山下PMC