「Aroma Square Lounge」が『iF DESIGN AWARD 2023』を受賞 ~山下PMCが改修プロジェクトのPM/CMを担当~
ニュース・リリース
このたび、オフィスビルのコワーキング型カフェラウンジ「Aroma Square Lounge」(東京都大田区蒲田 ニッセイアロマスクエア3階)が、『iF DESIGN AWARD 2023』を受賞しました。『iF DESIGN AWARD 2023』は、1953年にドイツで設立された国際的に権威のあるデザインアワードであり、アメリカの『International Design Excellence Awards(IDEA)』とドイツの『Red Dot Design Award』と並ぶ世界三大デザイン賞の一つです。
株式会社山下PMC(以下・山下PMC)は、ビルの所有者である日本生命保険相互会社および高砂香料工業株式会社から委託を受け改修プロジェクトのPM/CM業務を推進しました。
ニッセイアロマスクエアは、1998年竣工の地上18階 ・地下3階建のオフィスビルです。「JR蒲田駅」から徒歩2分と交通利便性にも優れ、敷地内には大田区民ホール「アプリコ」を併設するなど、蒲田のランドマーク的高層オフィスビルです。
竣工から20年以上が経過し、ビルの老朽化やオフィスワーカーの行動変容によって、新しい付加価値の提供が求められていました。山下PMCでは、市場調査、フィージビリティスタディ、改修工事の設計・施工マネジメントなどの業務を担当しました。企画、インテリア設計・施工、カフェラウンジの運営業務などを担当したコクヨ株式会社ほか、ご関係者の協力のもと、“忙しい毎日を走り抜けるワーカーたちの休憩所”をコンセプトに改修工事が進められ、2022年、「Aroma Square Lounge」がリニューアルオープンしました。
そして、このたび、「Aroma Square Lounge」の洗練されながらも落ち着きのあるデザインが評価され、『iF DESIGN AWARD 2023』の受賞を果たしました。今回の受賞は『MUSE Design Awards 2022 / Gold winner』、『German Design Award 2023 / Special mention』に続く、3つめの受賞となります。
【施設概要】
「Aroma Square Lounge」は、ビルに入居するワーカーのためのラウンジ空間です。“忙しくて外に食べに行く時間がないワーカー”に多く利用されていることと、このビルに“一人でほっと一息つける居場所がない“という入居者様のニーズから、コンセプトは“忙しい毎日を走り抜けるワーカーたちの休憩所”となりました。デザインは、清潔感と明るさを象徴する白を基調とし、天然木の質感、土と石で大地をモチーフにした左官仕上げのカウンター、そしてフラワーアーティストによる植物の多彩な表現により、“自然の恵みと収穫”をイメージした心地よい空間となっています。
- 所在地:東京都大田区蒲田5丁目37番1号
- 物件面積:324.3平方メートル
- 入居人数:130席
- 発注者:日本生命保険相互会社、高砂香料工業株式会社
- デザイナー:コクヨ株式会社
- PMR/CMR:山下PMC
【受賞について】
『iF DESIGN AWARD』は、1954年以来、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして、またiFロゴは優れたデザインの証として広く認知されています。
ドイツのハノーバーを本拠地とするiF International Forum Designは、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、毎年優れたデザインを選出し『iF DESIGN AWARD』を授与しています。
133名のデザイン専門家が56 か国/地域から集まった11,000件の応募デザインを厳正に審査し、この賞は「プロダクト」「パッケージ」「コミュニケーション」「サービスデザイン」「建築」「インテリア・内装」「プロフェッショナルコンセプト」、「UX(ユーザーエクスペリエンス)」「UI(ユーザーインターフェース)」の9つの分野で構成されています。
▼公式サイト
https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/aroma-squarelounge/582725