2022年9月23日、株式会社イトーキ（本社：東京都中央区、以下・イトーキ）の滋賀工場APセンターが竣工し、10月12日、竣工式が執り行われました。株式会社山下PMC（本社：東京都中央区、以下・山下PMC）は、イトーキより本施設の建築にかかるPM（プロジェクトマネジメント）/CM（コンストラクションマネジメント）業務を受託し、プロジェクトを推進して参りました。

22022年10月12日、竣工式の様子。

このプロジェクトは、イトーキの新たなモノづくり体制の構築の為、自社製品の保管・組立・出荷を一元的に行う「APセンター」（APとはアセンブル・プロセスの略）として、滋賀工場に建設されました。APセンターでは、原価率低減を目的に、オフィス商品のアセンブル生産方式を強化します。また、物流市場で需要が急増している「システマストリーマー SAS-R」^※の生産能力を向上させることで、さらなる受注の拡大を目指しています。
※超高速入出庫能力と省スペース設計を実現するシャトル台車式自動倉庫システム。

これまで山下PMCは、基本計画策定支援、設計・施工者選定支援、設計・施工マネジメントなどの業務を行い、関係者のみなさまの協力のもと、竣工を迎えることができました。2023年の稼働に向け、今後も発注者であるイトーキの支援を行います。

【施設概要】

イトーキ滋賀工場APセンター。

・所在地：滋賀県近江八幡市上田町72
・主要用途：工場（作業場）、倉庫業を営まない倉庫
・建築面積：10,012.12㎡
・延床面積：17,561.54㎡
・建物構造/規模：S造/地上2階
・稼働開始：2023年1月（予定）
・設計・施工：株式会社大林組
・PMR/CMR：山下PMC