「JMT 板橋新3・4・7号棟(西棟)」竣工~山下PMCがCM業務を担当~
ニュース・リリース
2025年5月14日、株式会社山下PMC(本社:東京都中央区、代表取締役社長:丸山優子、以下・山下PMC)がCM(コンストラクションマネジメント)業務を担当する「JMT 板橋新3・4・7号棟(西棟)」建設工事の竣工式が執り行われました。全国的物流ネットワークの拠点となる公共トラックターミナルを都内4ヵ所(京浜・板橋・足立・葛西)で運営する日本自動車ターミナル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:黒沼 靖、以下・ JMT)は、板橋トラックターミナル(板橋区高島平)の全体再開発を進めており、2023年5月に完成した「JMT 板橋新1・2・5・6号棟(東棟)」に続くものとなります。

式典の様子
板橋トラックターミナルは、供用開始から50年が経過し、老朽化対策に加え、首都圏物流のニーズと社会の諸要請に応えながら、物流環境の変化に的確に対応できるターミナルが求められています。JMTでは、敷地全体を一体的に再開発するため、長期にわたり大規模工事を連続して実施してきました。今回、「JMT板橋新 3・4・7 号棟(西棟)」は、旧荷扱場を取り壊した跡地に建設された二層式バース専用施設です。
建設にかかるCM業務を山下PMCでは、2019年より、発注支援、設計マネジメント、施工マネジメントなどの業務を担当し、関係者のみなさまのご協力のもと、このたび竣工を迎えることができました。
【プロジェクト・施設概要】

「JMT 板橋新3・4・7号棟(西棟)」外観
板橋トラックターミナル全体再開発では、トラックターミナルの基本機能であるバース施設を優先的に更新するため、特別積合せ貨物運送事業各社への負担軽減と早期の新施設提供を目指し、二層式バース専用施設とすることで、工事期間を大幅に短縮します。
JMTでは、柱などの障害物を可能な限り抑えることで使い易い施設とするとともに、接車部にはシャッターを設置することで、風雨対策やセキュリティ面での向上も図っています。また、構内テナント各社における事業連携・共同化に貢献できる施設となります。
- 名称:JMT 板橋新3・4・7号棟(西棟)
- 建設地:東京都板橋区高島平6-1-1
- 事業者:日本自動車ターミナル株式会社
- 延べ面積:約23,800㎡
- 構造/建物規模:鉄骨造/4階建
- 設計・施工:株式会社大林組
- CMr:株式会社山下PMC