2023年4月18日、「（仮称）神戸アリーナプロジェクト」の安全祈願祭が神戸市中央区新港町で執り行われました。株式会社山下PMC（以下・山下PMC）は、NTT都市開発株式会社（以下・NTT都市開発）より、「神戸ウォーターフロントビジョン」の対象エリアにおけるアリーナ建設プロジェクトのPM（プロジェクトマネジメント）/CM（コンストラクションマネジメント）業務を受託し、2021年よりプロジェクトを推進しています。

2023年4月18日、安全祈願祭の様子。

本施設は、NTT都市開発が開発を担い、株式会社One Bright KOBEが運営を行う民設民営のアリーナプロジェクトです。
270度海に囲まれる絶景のロケーションにあり、神戸空港や新幹線との交通至便性にも優れています。また、プロバスケットボールB.LEAGUEに所属する「西宮ストークス」の本拠地をはじめとするスポーツ興行、音楽興行、MICEなど、多様な興行や演出に対応し、約1万人の収容客数に対応できます。
山下PMCでは、神戸都心・ウォーターフロントの新たなランドマークとなる最先端アリーナの実現に向け、スポーツやエンターテインメント施設建築の技術力、および官民連携事業の知見を活かし、プロジェクトを支援しています。今後もご関係者の協力のもと、2025年4月の開業に向け、引き続きプロジェクトを推進してまいります。

【施設・プロジェクト概要】

「神戸アリーナ（仮称）」外観イメージ（北西突堤基部から望む）。山から海に繋がるスカイラインを意識した特徴的な建物シルエット。

「神戸アリーナ（仮称）」夜景イメージ。アリーナや水辺を照らし出す夜間照明により魅力ある景観を創出する。

本施設は、都市機能が集積する三宮エリアや異国情緒溢れる旧居留地との回遊性はもとより、メリケンパーク、ハーバーランドといった神戸を代表するスポットを望み、水際の魅力を最大限に活かしたシンボリックなアリーナです。
スポーツ・エンターテイメントをはじめとした多彩なイベントの興行日・非興行日問わず多様な人々が訪れ、憩い、楽しむことができます。周辺と連続し一体となる水際に開かれたオープンスペースを整備することにより、ウォーターフロントに新たな人の流れを創出し、賑わいの向上に寄与することが期待されています。

・所在地：神戸市中央区新港町130番２
・敷地面積：約23,700㎡
・延床面積：約32,300㎡
・収容客数：約10,000人
・規模/構造：7階建て/鉄骨造・鉄骨鉄筋コンクリート
・竣工時期：2025年2月（予定）
・開業時期：2025年4月（予定）
・土地所有者：神戸市
・施設所有者：NTT都市開発
・施設運営者：株式会社One Bright KOBE
・設計・施工者：株式会社大林組
・PMR/CMR：山下PMC