採用担当者からのメッセージ
施設建設から事業創造領域のマネジメントへ
取締役 副社長執行役員
CFO(最高財務責任者)
野村 康典
自分を高めたいという向上心を持つ方にとっては存分に腕を振るうことができる仕事
山下PMCで働いていると、大規模プロジェクトや先進的なプロジェクトに携わる機会が数多くあります。トップ企業のクライアント、第一線で活躍する設計者、優秀な施工者で構成されるチームを牽引するのはかなりの力量が試されますが、自分を高めていきたいという向上心を持つ方にとっては存分に腕を振るうことができる仕事です。
「この人なら相談できる」と思われる人間力
当社は建築技術者を中心とした会社ですが、必ずしもPMr/CMr経験者が多いというわけではありません。皆が入社後に業務を通じてPMr/CMrとして必須の技能を磨いていきます。その一つに全体俯瞰力があります。私たちは絶えずお客さまの経営的視点から考えなければなりませんし、自分の専門性を生かしながらプロジェクト全体の最適化に目を配ることが必要です。これには、コミュニケーション能力、つまりお客さまの本当の悩みや課題を聞き取る力と、私たちの提案や解決策をわかりやすく伝える力も含まれます。
さらに、お客さまと事業戦略・施設戦略を共有するとき、経営に近い方とコミュニケーションをとることも多く、限られた時間内での効率的な意志疎通が重要になります。信頼を得るためには「この人なら相談できる」と思われる人間力を持ったPMr/CMrになることが必要です。
課題の本質を捉えたアドバイスが信頼につながる
一方で、皆さんがこれまでのキャリアで築いてきた長所は大いに活かしていただくことになります。たとえば意匠・設備問わず高い設計スキルを持っていることは、経験豊富なパートナーをまとめる上で大きな強みになります。また、施設建築・運営の専門家ではないお客さまにとって、経験をベースに課題の本質を捉えたアドバイスができることは、信頼につながります。
PM/CMの業務範囲は事業の川上である事業創造領域へと拡大している
数年前までの山下PMCの得意分野は施設でしたが、現在は、施設から一段階さかのぼった事業戦略的な要素もお客さまと一緒に考える主流となりつつあります。それは、少子高齢化、ダイバーシティー、収益不動産市場の活性化など、社会・経済が大きく変化する中、企業経営においても施設戦略が事業戦略と切り離せなくなったからです。もちろん事業そのものを構築するのはお客さまですが、PM/CMの業務範囲は事業の川上である事業創造領域へと拡大しており、当社としてもより一層力を入れている分野です。
事業創造領域のマネジメントでは、お客さまの想いや経営課題をじっくりと掘り起こしながら、ヒト・モノ・カネという事業の三要素を整理して「見える化」し、総合的な収支を見据えた施設戦略に落としこみます。そのため、経営・財務の知識を含めた企画立案力と、氾濫する情報に惑わされることなく論点を抽出するアナリスティックな能力も求められます。
私たちと一緒に会社をつくっていこうというパワーのある方、時代の流れを自分の手で変えていこうという熱意のある方の応募をお待ちしています。