採用情報

社員インタビュー

設計事務所から山下PMCへ|日比生 慶 & 中野 裕紀子

設計事務所から山下PMCへ|日比生 慶 & 中野 裕紀子

プロフィール
  1. 日比生 慶事業管理本部 QCDS部 部長

    組織設計事務所を経て山下PMCに。オフィス、商業施設、物流施設をはじめとする多様なプロジェクトについて、全体マネジメント業務から、調査、企画、発注支援、見積査定など、個別業務まで幅広く携わる。一級建築士、CCMJ(認定コンストラクション・マネジャー)、CFMJ(認定ファシリティ・マネジャー)
  2. 中野 裕紀子事業創造本部 ホスピタリティ・コンサルティング部 プロジェクトリーダー

    住宅会社、設計事務所を経てより山下PMCに。教育施設、まちづくり、データセンター、アミューズメント施設等のCM業務に携わる。一級建築士、CCMJ(認定コンストラクション・マネジャー)

出産を経て、担当プロジェクトに復帰

女性役員が、子供を産んだ後も仕事をつづけた方がいいと、励ましてくれました 山下PMCでは女性社員も第一線で活躍しています。たとえば中野さんは5年あまりのキャリアの中で産休・育休を取得し、PMr/CMrとして復帰しました。現在は短時間勤務で、仕事と2歳のお子さんの子育てを両立しています。
中野さんが育休制度を取得した2013年は、社則には明記されていたものの、まだ活用の前例はありませんでした。子どもが産まれた後も仕事を続けたいけれど、常に動きつづけるプロジェクトと向き合わなくてはならないマネジメントという職能上、仕事と子育てを両立するにはハードルがあると感じていた中野さんは、開始と復帰のタイミングや勤務時間についての希望を会社に伝え、担当者と一緒に育休制度をコンストラクション・マネジャーとして働きやすいよう整えました。
復帰には、女性役員の後押しも。
「役員の丸山さんとは、妊娠中に同じプロジェクトに携わっていたので、相談しやすかったんです。子育てが一段落した友人から『あのときがんばればよかった』という話をたくさん聞くから、子どもを産んだ後も仕事を続けた方がいいと、励ましてくれました」

ともに携わった仕事とは、学生寮の新築プロジェクトで、「産休前の半年で企画、基本計画、設計施工者選定までをして、別の担当者に引き継ぎました。この仕事ではそれまで担当していたサポート的な業務からステップアップし、丸山さんのアドバイスを受けながらプロジェクトリーダーとしてはじめて案件を担当することができました。復帰後再び担当になったときにお客さまに温かく受け入れてもらえたことも嬉しかったです。」
中野さんは復帰後に仕事を引き継いだ担当者から再びバトンを受け取り、工事の途中段階から竣工まで、一貫してプロジェクトをやり遂げたのです。

元設計者がマネジメントを学べる環境

経済や世の中の流れに沿った、より大きな視点でプロジェクトに関わることができます “賢人さん”ーー上は79歳の、スーパーゼネコンや大手組織建築設計事務所のOBたち。山下PMCには大型プロジェクトの現場監督や工事監理といった豊富な経験を持つ10数名が、日比生さんが部長を務めるQCDS部に所属しています。工期や工費を確実にマネジメントするためには、欠かせない存在です。
日比生さんは、「うちの優位性は賢人さんによる部分も大きい」と、賢人さんの存在意義を語ります。
「特に僕も含めた設計事務所出身のスタッフにとって、施工の知識や経験が豊富な賢人さんは、すごく頼りになる存在です」
日比生さんと中野さんはともに設計事務所出身。山下PMCでは主流のキャリアパスです。プロジェクト全体を見渡し、発注者の想いの具体化を支援するPM/CMの仕事では、設計で培った企画力、提案力が活かされます。日比生さんは設計事務所では味わえなかった魅力は発注者と共にプロジェクトをつくれること、と語ります。
「発注者と対等な立場で、というと語弊があるかもしれませんが、プロジェクトを一緒につくっていける。設計をしていた頃は“建物をつくる”という意識が強かったのですが、今は“収益を生み、事業に貢献する建物をつくる”という意識です。経済や世の中の流れに沿った、より大きな視点でプロジェクトに関わることができるおもしろさがありますね」

一方で設計者からの転身の場合、施工の事情を深く知らないで施工者をマネジメントする場合もあります。しかし、そんな時も“賢人さん”をはじめとする、社内のエキスパートたちの存在が強みに。 「何か疑問があれば各分野のプロにすぐに相談ができ、解決できるのが心強い」と、中野さんもプロフェッショナルが集う風通しのよい環境に救われることが多いと感じています。

“お母さん目線”が役に立つ

現在中野さんは、2つの案件に携わっています。うちひとつは日比生さんが総合推進マネジャーを務める、文化施設の改修案件です。
中野さんの参加は「計画に“お母さん目線”が入る良さがある」と日比生さんは語ってくれました。
「幅広い年代の人が訪れる施設なので、さまざまな視点が必要です。ベビーカーでは入りにくい場所があるとか、授乳室が必要だとか、中野さんは足りない点に気がついてくれる」

もうひとつは都心の遊休地を地域活性広場にするまちづくり事業のプロジェクト。中野さんがメンバーに加わったのはより生活者の目線に近い提案を期待されてのこと。技術者目線とユーザ目線をあわせ持つ視点が、提案に説得力をもたらしています。
ところで、中野さんはフルタイムで働いていた頃と復帰後では、働き方はどう変わったのでしょうか?
「まったく変わりました。仕事帰りに保育園へ子どもを迎えに行った後は、携帯でのメールチェックくらいしかできません。後でやればいいかと以前は後回しにできたことも短い勤務時間内にこなさなくてはならないので、効率が大切になりました」

復帰1年目は10時出社、16時退社。2年目からは他の社員のコアタイムに合わせて出社を30分前倒しし、9時半出社、16時退社という短時間勤務をしています。効率化のために中野さんがうまく活用しているのは、会社支給のiPhoneやiPad。通勤時間を利用して、スケジュール入力やメールチェック、日報の記入、業務に必要な参考資料の読み込みなどを行っています。
そしてあらためて大事にしているのは、情報共有です。
「勤務時間が短い上、子どもが熱を出してメンバーに協力を仰ぐ、ということもあります。急に業務を引き継ぐ場合にもわかりやすいよう、日頃から資料は整理整頓し置き場所を決めておく、毎日の作業をキリのよいところで区切るなど、基本的なことですが心がけています。」

日比生さんからの情報共有への気遣いも。
「日比生さんは社外とのメールのCCに必ずプロジェクトメンバーを入れてくれたり、個人宛のメールを転送してくれたり、情報共有に気を配ってくれるのでとても助かっています」

日比生さんと中野さんが語ってくれた話は、互いへの、そして他のメンバーたちが持つプロフェッショナリズムへの自然な敬意が伝わってきました。

  • Interview 01|松浦 裕
					事業管理本部LCM部 部長
  • Interview 02|加々井 千裕
					事業推進本部第一部 プロジェクトマネジャー
  • Interview 03|日比生 慶 / 中野 裕紀子